我が家は、6匹のにゃんこを多頭飼いしているのですが、悩むのはご飯の問題です。それぞれに、性格の差があり、ゆっくり食べている猫は、ほかの猫にご飯を奪われるなんてこともしばしばです。
こういう多頭飼いの猫のご飯事情。どういった対策を取ればいいのかをまとめました。
年齢に合わせて食べるべき餌がある
多頭飼いで猫たちの年齢が違う場合には要注意。「自分のものではないごはんを食べてしまっている」という事態が起こります。
そんな時、「同じ餌で大丈夫かな?子猫だけど、同じ成猫用で大丈夫だよね?」と妥協したくなる気持ちもよくわかります。でもそれはNGのようですね。
それぞれの段階で必要なカロリーや栄養素を摂取しなければなりません。年齢によって食べるべきごはんが違ってくるのです。
面倒だからと言って、みんな同じ餌でよいということにはなりません。
多頭飼いの食事の難しいところ
我が家も成猫と子猫を飼っているので難しいのですが、多頭飼いの環境では、病気で療養食が必要な猫がいる場合、成猫と子猫、高齢猫の食事の区別をつけなければいけない場合など様々な状況があるはずです。
猫によってはわざわざ他の猫の所へ行って横取りしたりします。個体差が大きく、食事を一気に食べ切る猫がいれば、ゆっくり少しずつ食べる猫もいます。特に、療養食が必要な猫ちゃんは病状が悪化することも。
子猫は、成長のために高カロリーな餌が必要になります。この時期にちゃんと摂取できないと、体調を崩したり、その後の成長が妨げられる危険性があります。一方で、成猫にとっては子猫用のごはんは、カロリーが高すぎてあっという間に太ってしまいます。
また、子猫用の餌は、高カロリーで美味しいため、成猫も好んで食べてしまうことも多いです。特にごはんを置きっ放しにしている場合には起こりやすいです。成猫が子猫の餌を奪ってしまうと、子猫の成長が妨げられる危険性があります。
では、どうすれば多頭飼いのケースで上手く猫達にごはんを与えることができるのでしょうか?
多頭飼いの猫の餌 きちんと与えるための対策は?
飼い主さんが監視する
毎日のことですし、飼い主さんには負担がかかりますが、多頭飼いの場合はこの方法が一番確実です。横取りする猫や食べ残しする猫がいないかしっかり見守ります。
置き餌をしない
置き餌は、どの猫がどれぐらい食べたかを把握できないためやめた方がよいです。また、キャットフード自体が酸化してしまうのでおすすめできません。できるだけ避けた方がよい食べ方ですね。きちんと決めた時間でごはんを下げることが大切です。
食事の内容によって食事場所を変えてみる
療養食やダイエット食、子猫用や高齢猫用など、違う餌を食べなければいけない場合は、与える食事の内容ごとに食事の場所を変えて見るのも一つの方法です。部屋の端と端や、いくつか部屋数があるなら部屋を別にして食事を与えてみてはいかがでしょうか?
仕切りを作る
隣で食べていると奪ってしまう場合には、間に仕切りを作ってみても良いかもしれません。簡易なもので良いので、猫ちゃん同士の間に置いてみましょう。
まとめ
我が家でも、今でも現在進行形のごはん問題。もっといい方法がないかと思案しています。飼い主が猫達の食事内容をしっかりと管理することで、少しでも健康に長生きできればと考えています。
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