管理人宅の猫たちは「CIAOちゅーる」が大好きです!6匹いるので、食の好みは別れ、それほどでもない子もいますが、だいたいとんでもなく食いついてきます(笑)
ネットにチャオチュールをあげる動画がありましたのでリンクしますね。
これです!これこれ!でも、そもそも、チャオチュールって何なのでしょうか?ここぞという時のご褒美的にあげていたのですが、あまりにも猫たちが欲しがるため、頻繁にあげても大丈夫なのか気になり調べてみました。
この記事では、猫を虜にする「CIAOちゅーる」について、その安全性やおすすめのあげ方などをまとめました。
チャオチュールは危険なの?
結論
チャオチュールは安全性が不透明な成分が含まれているので、あまりあげない方がよい。
ただ、水分が多く含まれているので、猫ちゃんに水分をとらせる目的で与えたり、ここぞという時のご褒美でたまに与えるくらいならいいのではないか。
安全性が不透明な成分
安全性が不透明な成分とは、どのようなものでしょうか?見ていきましょう。
増粘剤(加工でん粉)
「加工でん粉」は、ウェットフードなどによく含まれている添加物で、粘り気を出すために使われます。「加工デンプン」のように表記されることが多く、その安全性が不透明です。
「加工デンプン」には12種類ほどの種類があるのですが、その中には「発がん性」があるものがあります。それは、欧州では幼児向けの食品には使用が禁止されている成分です。
日本の場合、どの加工デンプンが使用されているのか分かりません。というのも、日本では、「加工デンプン」と一括表記すればよい取り決めなのです。
つまり、チャオチュールには、「発がん性のある加工デンプン」が使われているか、いないか分からないので、安全だとは言い切れないのです。
また、加工でんぷんは、猫ちゃんがアレルギーを引き起こす可能性もあるので、注意が必要です。
増粘多糖類
増粘多糖類とは、食品に粘りやとろみをつけるための食品添加物で、これも猫にとって危険か安全か判断が難しいものになります。発がん性がある成分が入ってる可能性もある「安全性が不透明」といえます。
というのも、「増粘多糖類」は、天然多糖類を2種類以上使用した時に、「増粘多糖類」とまとめて表記することが可能です。その原料の中には、カラギナンという「発がん性」が指摘されている成分もあります。
つまり、「増粘多糖類」も何が入っているのかわからず、発がん性のある成分が入っている可能性もある!ということになります。
結果、チャオチュールにその危険な成分が使われているのか、いないのかが分からないので、その安全性は不透明なものになってしまいます。
フードを食べなくなる可能性
チャオチュールは、まぐろエキス、糖類、アミノ酸など、猫ちゃんの味覚を刺激する成分が多く入っているため、とても食いつきのいい「おやつ」ですが、頻繁に与え過ぎると肝心のフードをあまり食べなくなってしまう恐れがあります。
いつものフードでは物足りなくなってしまうのですね。
おやつは栄養のバランスが整っているわけでなないので、フードの代わりにおやつばかりを食べてしまうのは良いことではありませんよね。
水分量が多いので、水分摂取としてはよいのではないか
チャオチュールの、水分量は「水分91.0%以下」と表記されています。
ということは「約90%」が水分で出来ているということなので、水分補給するために最適といえます。
もともと猫の祖先は、砂漠に住んでいたので、あまり水を飲まない生き物です。少ない水分でも生きていけるような体質なのですが、尿の濃度が濃くなりやすく「尿路結石」になりやすい生き物です。
ドライフードのみだと水分摂取できないので、猫ちゃんがなかなか水を飲んでくれない場合、水分不足が心配になりますよね。そういった場合、水分補給の手段として、水分量が多く、猫ちゃんの食いつき抜群のチャオチュールを利用するのも一つの手かもしれません。猫ちゃんもとっても喜びますし、見ていて嬉しくなりますよね。
猫ちゃんの水分不足についてはこちら↓の記事も参考になさってください。
チャオチュールの効果的な与え方
チャオチュールの効果的な与え方ですが、その食いつきの良さを利用して、病気で食欲のない猫ちゃんや、水分不足ぎみな猫ちゃんにあげたり、薬を飲ませるのが難しい場合にチャオチュールに混ぜてあげるなどがおすすめの方法です。
また、とっておきのご褒美としてあげるなど、猫ちゃんの毎日の食事に影響がでない程度にあげる分には問題ないのではないでしょうか。
あくまでも、適切な量を守ってあげすぎないことが大切ですね。
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